あせもは汚い汗が原因?(;゚Д゚)

みなさん、こんにちは!薬剤師の佐藤です。
今回、肌トラブル第2弾、あせもについてです。
今回も先にお話ししておきますが、基本的にはニキビ・夏バテと一緒です。
体の不調は往々にして木を見て森を見ずになっていると思っています。根本的な原因は似ています。
しっかり森を見ましょう、森を理解しましょうということを伝えたいです。
原因
あせもの原因を調べると、、、
汗のかきすぎで、汗をそのままにすることで汗腺が詰まる。
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詰まったことにより、外に出られなくなった皮脂や老廃物が溜まり、そこに細菌が繁殖して炎症を起こす。
こういう流れです。
好発部位は顔、首の周り、脇の下、肘・膝の裏、ベルト・下着の擦れる部分です。
予防策として汗を拭く、洗い流すなどして皮膚を清潔に保つとあります。
もちろん汗をかく夏になりやすく、実感のある方も多いと思います。原因も間違ってないと思います。
しかし、本当に汗のかきすぎであせもになるのであれば、スポーツ選手や現場作業員は毎年困っているはずですが、そういった話はあまり聞きません。
調べてみると自転車競技の選手はおしりが蒸れて、サドルによる擦れであせもが非常にできやすくケアが大変だとか、スポーツ選手でパンツのゴムが擦れてあせもができるという話が出てきたくらいです。
総合すると汗というより擦れが原因のようです。
ここで本題です。あせもの根本的な原因は何か?です。
それは過剰に皮脂や老廃物が汗腺から出ていることだと考えています。
端的に言うと汚い汗が出ている訳です。
擦れるのは物理的な理由なので別として、他の好発部位はリンパ腺で老廃物が詰まりやすい部分に当てはまります。
つまり、老廃物が溜まっている部分から汚い汗がでて汗腺が詰まってしまうということです。
対策
となれば、やることは生活習慣の改善です。にきび・夏バテの予防も一緒です。
体を冷やさないようにし、食事から余分な物を摂らないように心掛けて、血管・リンパ腺がきれいに流れていて、内臓がしっかり働けば、老廃物を汗から出す必要がありません。肌自体も元気になります。
こうなれば過度に擦れたりしない限り、あせもは非常にできにくくなるはずです。
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