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スタッフブログ

2023.11.14

社長の履歴書②

さて、第一回では副社長である佐藤との出会いと現在までの歴史を振り返ってみました。

私にとって佐藤との出会いというのは、これまでの人生や今後の人生において大きな影響があったことは間違いないと断言できますし、それはまた佐藤にとっても私との出会いは大きな影響があったと思います。

これはもちろん佐藤に限ったことだけではなく、たくさんの一つ一つの出会い(人だけではなく思想や考え方なども含まれるでしょう)が今の自分を作り上げているといえると考えています。

良いことだけでなく悪いことも過去の出会いが今の自分を作っているので、逆に考えると、今の自分があるのはすべて過去の出会いのおかげだと思いますし、だからこそ今の自分が幸せであるならば、過去の(一般的に見れば)悪かった出来事すら、おかげで今の自分があると言えます。

過去は変えられないとよく言いますが、確かに起こった事実自体は変えられません。しかし、自分の中でその事実に対する感情は変えることが出来ます。

良いことも悪いこともすべてひっくるめて今の幸せにつながっていると思うと、悪い過去もかけがえのない大切な出来事に思えます。

前置きはこれくらいにして「社長の履歴書 第2回」ということで、今回は何について書こうか頭を悩ませております。

仕事の合間に休憩している時や、家族とのんびり過ごしている時などには、ふと文章にして書きたいと思うこと自体はたくさん浮かんでくるのですが、いざ原稿としていついつまでにどれくらいのボリュームでと言われると途端に筆が乗らなくなってしまうもののようです。

とは言え、自分で言い出した企画なのでいつまでもそうは言っていられないわけで、何について書いてみようか考えていたところ、第1回目で紹介した副社長の佐藤から「そういえば石川君はそもそもなんで起業しようと思ったの?」と聞かれました。自分でも初心を思い返すいい機会なので、今回はそれについて書いてみようかと思います。

私が会社を起業しようと思った理由・・なんでしょう?

そもそもいつごろから考えていたのでしょうか?

自分でもゆっくりと思い返さないと思い出せないくらい前の話になります。

きっと漠然と考えていたのは大学生の頃でしょうか。

経験のある人が多いと思いますが、大学生(早い人は高校生で)になるとアルバイトをすることで社会にかかわることになってきます。

初めてかかわる社会を皆さんはどのように感じたでしょうか?

私はとにかく「社会とは理不尽なものだな」と感じていました。

こんな理不尽な思いをするくらいならいっそのこと自分がお山の大将になれば理不尽な思いをすることはないだろう。

まずはここがスタートだったと思います。

そう考えた時、でもそうなると程度の違いはあるにしても、みんな同じように社会に理不尽を感じて上に立ちたいと考えるのではないか?と思いました。

でも、それに対する苦労や責任を想像してしまうと、お山の大将になる選択肢よりも多少の理不尽に耐えるほうがよっぽど楽と考えるのだろうと思います。

実際にそう考える人の方が今の日本においては多数派だと思うので、当然それを否定しているわけではありません。

そう考えると私の場合は「想像力の欠如」が起業へと向かわせた原動力と言えるでしょう。

要は、「当時は何も考えていなかったから」というのが回答になるのかもしれません。

もちろんその後、そのせいで想像もしていなかった苦労と責任に対するストレスを感じることになるのですが、それを乗り越えた今となってはやはり起業してよかったと感じていますし、なんでみんなやらないんだろうと不思議に感じたりもします。

だからこそ自分の会社を信じてついてきてくれている役員や従業員の方たちには、最終的な責任のストレスは会社の代表者である私が引き受けると考えているのですが、それに関しては長くなりそうなので、また別の機会にしようと思います。

話を戻しますが、私は幼少期に通っていた「学校」でも理不尽な思いを感じていたことがありました。

未だに30年以上も前のいくつかの理不尽なエピソードを思い出すことが出来るので、そういった過去が理不尽に対する強い反骨心を生んだのではないかなとも思っています。

同じ経営者の方と話をする機会に結構な確率で、過去にいじめにあった経験があるとか、地元になんて良い思い出は一つもないとか、過去の理不尽な体験であったりしたエピソードを聞くことが多いです。

子どもの頃ってたとえ嫌なことがあっても自分の力では抗えないことがほとんどなので、そういう過去の不快な感情を、今を周りの誰よりも幸せに生きることで、消しさりたい、忘れてしまいたいと深層心理の部分でそう感じているのかもしれませんね。

ここで冒頭の前置きの話に戻るのですが、今となってはそういう過去があったから今があるのだと心の底から思えます。

経営者の方ってこういう方が多いのではないかなと勝手に思っているのですがいかがでしょうか?一緒にするなと感じられたらすみません。

そういうわけで少々ポップさに欠ける文章になってしまいましたが、なぜ起業をしようと思ったのか?から考えた私の内面的な部分についての経営者としての考え方です。

長くなってきてしまったので、次の機会には心理的な部分ではなく、経済的な部分や将来の目標に関わる部分など、外見的な観点からの起業した理由もお話しする機会があればと思います。

一部お見苦しい部分もあったかとは存じますが、お読みいただいてありがとうございました。

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