皆様改めましてこんにちは、今度はポケモン部の中山です。
予告通り、先月の結果報告をさせていただきます。
よろしくお願いします。
シーズン19所感
5月から始まったレギュレーションGも2ヶ月目を迎ました。
6月初旬はミライドンが圧倒的人気となり、続いて黒バドレックス、コライドンと続く形になりました。
そのためあらゆる構築にじめんタイプが1~2匹入るようになり、かなり大きな影響を与えていたことがわかります。
その後はメタが進んできた影響でミライドンが減少し、シーズン終盤のチョッキコライドンの流行もあり、伝説のポケモンの主要3匹は黒バドレックス、コライドン、ミライドンの順で固まっていきました。
シーズン19では、他にもザシアン、テラパゴス、ホウオウ、白バドレックスの数が多かった印象です。
特にテラパゴスは有名実況者の方が結果を残したことで、今後増加が予想されます。
(というか、今月マスターに上がるまでに何度か当たりました)
一般枠は相変わらずハバタクカミやパオジアンが多かったです。
また、カイリューや連撃ウーラオスが大きく数を増やしました。
カイリューは型が増え、レギュレーションF以前のように多様化したためでしょう。
ウーラオスは特殊アタッカー伝説との攻撃面の補完がいいため、評価を上げた印象です。
シーズン19の振り返り
まず、前期の私の順位は7198位でした。

久しぶりに4桁に乗れました。
シーズン中盤まで環境のミライドンメタが厳しくなっていて、20000位台から抜け出せなくなってスランプ気味でしたが、パーティーを改善しながら何とかここまで上げることができました。
シーズン終盤でミライドンが減ってメタが緩くなったのも追い風でした。
私はいつも終盤の方でだんだん勝てなくなって順位を落としがちなのですが、今回はスランプを抜けた辺りから順位が上がり続けていたのがよかったと思います。
途中である程度勝てる構築を組めたからと慢心せず、最後まで改良を試みることの大切さを改めて実感しました。
パーティー紹介
さて、6月に私が使った伝説のポケモンは5月に引き続きメガネミライドンです。
ミライドンの超高火力を押し付けながら何とかサイクル戦をしようとした結果、最終的にこんなパーティーになりました。

・ゴウカザル
フェアリーテラバースト型からすりかえ+がむしゃらの削り&妨害特化型へ。
黒バドレックスの相手はほぼディンルーに任せていたためはたきおとすをなくし、このパーティーには高確率でパオジアンが先発で繰り出されるため、代わりにインファイトを採用しました。
素早さ、特殊耐久は変更せずに、攻撃を削れるだけ削って防御に回したことでミライドンが呼ぶディンルー(火力が低い型)のじしんを耐えるようになり、すりかえ+がむしゃらの成功率を上げています。
また、すりかえ+がむしゃらで受けループやルギアなどの高耐久ポケモンを機能停止にする役割もできました。
以前の汎用性を重視した型では器用貧乏になりすぎて選出率が落ちていましたが、明確な役割を設定することで選出した際には確実に仕事をこなせるようになったのは大きな改善でした。
・ミライドン
ミライドンのこおりテラスタルは攻撃面で非常に強力なのですが、私が使っていたのがメガネ型のため打ち分けができず、さらにこおりタイプは耐性面で脆弱なため、積極的なサイクル参加が難しくなる欠点がありました。
そこで、交代技をボルトチェンジから無効化されないとんぼがえりに変更しました。
メガネの火力補正が乗るボルトチェンジより相手への負担が大きく減ってしまいますが、先発有利対面時のじめんタイプ交代読みが安定するようになりました。
これにより無理矢理テラスタルを切らされる場面を減らせました。
ミライドンでサイクル戦をする場合はとんぼがえりの方が使いやすいと思います。
・ディンルー
HD特化+チョッキの特殊アタッカーを絶対許さない鹿です。
このポケモンのみ、5月から型の変更を行っていません。
本当にものすごい特殊耐久をしているので、不意のびっくりテラスタルで弱点を突かれなければあらゆる特殊アタッカーへの後出しが間に合います。
テラスタルじゃんけんにはなりますが、わるだくみ後の黒バドレックスに後出しできるのは意味がわかりません(笑)
もう1匹の役割対象であるミライドンに後出しで負けることはほぼありませんでした。
ただ、特殊受けに全力を注ぎすぎて火力面に不安が残るため、起点回避のためのふきとばしが欲しくなる場面も多かったです。
そうなるとチョッキを持てないのでジレンマでした。
テラスタイプはどくにしていましたが、はがねかフェアリーでもよかった気がします。
それぞれにメリットがあるため、最後まで決めきれませんでした。
ただ、カタストロフィを外しすぎなのは悲しかったです。
・テツノツツミ
ミライドンのエレキフィールドを活用しつつ、圧倒的攻撃範囲で攻めたかったポケモンです。
ただ、サイクルをするには耐久面の不安が大きかったため、あまり選出できませんでした。
初めはステラバーストで採用していましたが、撃ちたい状況があまりなかったのと、カイリューのしんそくを透かしたかったのでゴーストテラスに変更し、テラバースト→みがわりにしました。
地味に重いオオニューラのねこだましを透かしつつ起点を作ったりと、想定外の活躍もありました。
・ハッサム
5月のアーマーガアから入れ替わった枠です。
コライカミ構築の対策として、このハッサムのアイデアが降ってきたので採用しました。
何だかんだ最も数の多い、テラスタイプほのおのコライドンとフェアリーorステラのハバタクカミを1匹で倒しきるポテンシャルがあります。
ただ、カウンターは基本読まれないので決まれば強いですが、相手依存の技故の不安定さは明確な欠点でした。
というのも、コライドンにとんぼがえりをされてしまうとタスキが潰れてカウンターができなくなってしまうのと、徐々に数を増やしていたはがねテラススケイルショット型にはカウンターが決まりにくいためです。
それでも、コライドンをカウンターで返り討ちにしてその後出てきたハバタクカミをバレットパンチで倒した試合は何度もありましたし、癖になる爽快感でした。
また、こちらのポケモンがコライドンに倒された後にハッサムを出すとカウンターの警戒度が上がるのでそこには細心の注意を払っていました。
一応元々ハッサムのタスキ所持率が低いのと、同じパーティーに高確率でタスキを持っているゴウカザルがいるため、普段の警戒度は下がっていたのかな、とは思います。
・エルフーン
5月に採用していた役割の決まっていないハバタクカミから変更した枠です。
このポケモンは無対策の相手を完封するほどの強烈なハメ性能を持っているため、選出誘導も兼ねて採用しました。
初めはコットンガードの枠をアンコールにしてハメに特化した型を使っていたのですが、受けループに勝つのが難しかったため、対受けループを安定させるためにちょうはつに変更しました。
しかし、その後受けループにほとんど当たらなくなり、役割を失いつつあったため、パーティーに不足していた物理受けとして使いやすくするためにコットンガードを採用しました。
これにより、テラスタルと合わせることでスケイルショットコライドンや激重だったザシアンを倒せる可能性が高まったため、悪くない変更だったと思います。
また、やどりぎのタネにより味方の負荷を減らせるのもよかったです。当たれば、の話ですが…
ディンルー然り、エルフーン然り命中90%の技をしょっちゅう外すのは勘弁してほしかったです。
ただ、陰湿な戦法を使うポケモンであることは間違いないので、対戦中に不快にさせてしまった受けルーパー以外の方々にはこの場を借りてお詫び申し上げます。
終わりに
今回は久しぶりに最終4桁順位で終わることができたので、しっかりめに記事を執筆しました。
第一目標である最終3桁まではまだまだですが、今月も頑張っていきたいと思います。
前シーズンの総括としては、こだわったミライドンの通りの悪さを強く実感することになりました。
また、最初にミライドンを採用したときはタケルライコを参考にゴウカザルとの相性のよさに注目していましたが、環境のミライドンメタがじめん+フェアリーの並びで技の一貫を切ることが主流なため、ゴウカザルとミライドンのじめん弱点が被っていることが足を引っ張ってサイクル戦を難しくしていた感があります。
前述したようにミライドンのボルトチェンジをとんぼがえりに変えたことでその点は多少改善しましたが、攻めたいときはメガネによる火力上昇のメリットよりも打ち分けができないデメリットを強く感じるようになっていました。
そこで、今月は別のミライドンの型を考えたので、そちらを試しています。
上手くいけばまた来月記事を書こうと思いますので、よろしくお願いします。
駄目だったら違うポケモンをメインにした記事を書くか、結果報告だけしてお茶を濁すかもしれません。