こんにちは!薬剤師のKです。令和6年10月20日に岐阜県関市にある小金田中学校で「西部ふれあいセンター元気フェスタ」が開催されました。私は薬剤師として、骨密度測定や血管年齢測定のサポートを担当し、参加者の皆さんが測定結果を理解し、日常生活に役立てられるようにお手伝いしました。関市は、自然豊かで、地域コミュニティが強く結びついている場所です。そんな温かい雰囲気の中、フェスタも多くの方々が健康に関心を持って楽しんでいる様子が印象的でした。
子供たちの太鼓演奏と中学生のクイズ大会
フェスタの出し物に、地元の子供たちによる力強い太鼓演奏がありました。地域を支える次世代が一生懸命にパフォーマンスをする姿に、会場全体が拍手で包まれ、元気をもらいました。また、小金田中学校の生徒たちも「災害時の対策クイズ」や音楽の演奏に参加し、若い世代が地域イベントに積極的に関わる様子がとても素敵でした。クイズを通して学びながら、災害への備えも意識する良い機会になったようです。

自衛隊と中学生の演奏会、バンド演奏
さらに、大人の方のバンド演奏、中学生のバンド演奏、自衛隊の方々による迫力ある演奏と続き、会場をさらに盛り上げました。自衛隊の演奏は力強く、参加者全員が引き込まれる瞬間でした。中学生のバンド演奏もエネルギッシュで、地域全体が音楽を通じて一つにまとまっているのを感じました。こうした若い世代のエネルギーに触れ、私も元気をもらいました。

骨密度測定の現場から
私は健康相談コーナーのスタッフをさせて頂いておりました。骨密度測定では、TスコアとZスコアが表示され、それを基に参加者の方々へアドバイスを行いました。Tスコアは骨粗しょう症のリスクを評価する重要な指標ですし、Zスコアは年齢に応じた健康状態を示します。多くの方が、自分の骨密度の状態に驚かれていましたが、私もその場でできる限り分かりやすく、日常生活に取り入れやすいアドバイスを心がけました。特に、カルシウムの摂取や軽い運動が骨の健康に重要であることをお伝えしました。
血管年齢測定で分かる健康リスク
血管年齢測定でも、多くの方が自分の血管年齢に驚いていました。実年齢より高めの結果が出た方には、生活習慣の改善が大切であることをお話しし、食事や運動に関して具体的な提案をしました。関市は新鮮な地元の食材も豊富なので、それを活用したバランスの取れた食事を心がけると、日常の健康管理がより楽しくなるかもしれません。
測定結果と参加者の反応
多くの参加者が、「骨密度や血管年齢を測定するのは初めてだったので良い経験になった」とおっしゃっていました。結果に驚かれた方も少なくありませんが、その後のアドバイスを真剣に聞いていただき、「これからもっと健康に気をつけたい」と前向きに取り組む姿勢を見せてくださいました。私も、皆さんがご自身の健康を見直すきっかけになったことを嬉しく思いました。
出店ブースと家族連れの楽しみ
会場にはヨーヨーすくいやスーパーボールすくいなどのゲームブースがあり、子供たちが楽しんでいる姿が微笑ましかったです。また、ホルモン焼きやケバブ、焼きそばといった食べ物の出店もあり、家族連れの皆さんがリラックスした雰囲気でフェスタを楽しんでいました。食べ物やゲームのブースが健康測定ブースの近くにあったため、イベント全体が和やかで参加しやすいものになっていたように感じました。
フェスタを振り返って
今回のフェスタは、スタッフとして参加する中で、多くの方と触れ合い、健康に対する関心が高まる様子を実感しました。これからもこうしたイベントが地域で続き、多くの方が健康について考える機会が増えればいいなと思います。私も薬剤師として、少しでも皆さんのお役に立てるよう、今後も努力していきたいです。