突然ですが、先日の役員会議の内容についてです。
現在弊社では副社長である佐藤に各店舗の管理者を統括する役割をお願いしています。
それによっておかげさまで近頃は自分が各店舗にそれぞれ顔を出す必要性はなくなり、むしろ社長が無闇に顔を出す事でスタッフに要らぬ緊張を与えてしまう事を気にして、必要な時以外は出来るだけ顔を出さないように気をつけています。
ただ、やはり自分が立ち上げた店舗というのは、顔も出したいし気になって様子を見に行きたくなるもので、自然に店舗に顔を出すにはさてどうしたらいいものだろうかと考えました。
そこで考え出した答えは、要は顔を出しても緊張をさせないようにすればいいんだというものでした。
ではどうすれば社長である私が店舗に顔を出しても緊張をさせないようにする事が出来るのか?
それは「顔を出す度に何かを褒める事」です。
これならば自分がひょっこり店舗に顔を出しても嫌な顔をされないのではないかと。
そうと決まれば早速副社長に相談です。
前述の通り、現在副社長である佐藤には各店舗の管理者を統括する役割をお願いしています。
今までは佐藤の責任において解決出来る範囲については全てお任せしていたため、余程の問題があった時でない限り基本的には特に報告等は受けていませんでした。
そのため、佐藤からの電話が鳴る際は大抵が(もちろん全てではありませんが)何か問題が起こった時の報告です。
これでは私がスタッフに会いに行くための材料が手に入りません。
そこで、これからはスタッフのこんなところが良かった、感心した、といった部分を今まで以上に積極的に報告してもらえるようお願いしました。
これさえあれば私も顔を出した際にスタッフに嬉しい話をする事が出来るし、自分も前向きな気持ちで店舗に遊びに行く事が出来て、さらには会社全体の雰囲気も明るく活気が出るのではないかと、これは妙案が出た良い会議になったなととても満足しています。