こんにちは、ながせ薬局墨俣店の薬剤師Fです。
去年まではにしぎふ店に勤務しておりまして、墨俣店でのブログは初めてになります。
何について書こうかと悩みましたが、今回は趣味の読書について書きたいと思います。
今回はあさのあつこが手がける小説「NO.6」を紹介したいと思います。
この小説は、初版発行が2003年と、かなり昔になります。
まず「NO.6」とは“聖都市”の別名を持つ理想都市のことであります。このNO.6でエリートとして育てられた16歳の少年(紫苑)とNO.6の外に広がるスラム地区「西ブロック」に住む少年(ネズミ)との二人の出会いから始まり、互いの成長や迫りくる過酷な運命を描いた作品となります。
●キーワード
「NO.6」
度重なる戦禍により絶滅に瀕した人類が、最後の希望を託し、残された6つの土地に建造したと言われる人工都市。6つあるうち、6番目の都市の意味で「NO.6」と呼ばれています。周囲を高い壁によって区切られたこの都市は、外部と完全に遮断され、行き届いた医療や充実した教育を受けられるユートピアの一つであります。
「クロノスとロストタウン」
「NO.6」の内部は、東側にエリートたちとその家族が居住する高級住宅街「クロノス」と、西側にエリート試験に漏れてしまった人々が居住する住宅街「ロストタウン」があります。この「ロストタウン」は、壁のすぐ外に「西ブロック」が位置しており、治安はけっして良いとは言えません。


「西ブロック」
「NO.6」の西の外壁に、張り付くように広がるスラム街。物語内で紫苑と知り合う人物が大勢住んでいる街になります。住人の多くが今日食べるものにさえ困窮するほど、生活レベルは低く、警察のような組織もないため、一種の無法地帯化しています。

かなり、興味を持っていただけましたでしょうか?
是非とも、まだ読んでいない方は読んでいただき、すでに読んでしまった方も、何と14年ぶりに新刊が発売になりますので、読み返していただきたいと思います。
※お知らせ
「NO.6」14年ぶりの新刊、
『NO.6[ナンバーシックス]再会』シリーズが5月28日発売!
25/03/26
2年後の世界を描いた待望の新シリーズの第1巻では、
紫苑とネズミが待ち望んでいた「再会」を果たします・・。
二人の関係の変化、そして新しい戦いに挑む二人の姿を見届けてください・・・!