生薬のルーツを学ぶ!~薬用植物園の実習に行ってきました~
こんにちは、ながせ薬局にしぎふ店の薬剤師Kです。
先日、漢方薬・生薬の勉強に川島にある内藤記念くすり博物館にて薬用植物園実習に参加してきました!
ここはエーザイ株式会社の川島工園内に開設されたくすりに関する総合的な資料館であり、その中の薬用植物園には約700種類の薬草・薬木が育成しています。
普段、私たちが薬局でお渡ししている「漢方薬」。その原料となる「生薬(しょうやく)」の植物たちが、自然の中で元気に育っている姿をたくさん見てきました。


実習での新しい発見:
ウコンのヒミツ:お酒を飲む前に「ウコンの力」なんてドリンクがありますが利胆、健胃作用がありカレー粉の原料にもなっている「ウコン」の根を実際に見て、その鮮やかな黄色に驚きました。
身近なハーブも生薬:梅干しにも使われ健胃効果のある「アカシソ」、防腐作用や臭み消しとして肉料理に使われる「セージ」も、立派な漢方の仲間であることを改めて学びました。
カカオ:実際にカカオの花やカカオの実がなっている姿を見るのは初めてで感動しました!直接太い幹に咲く可憐で小さな白い花、そのすぐ横に大きなラグビーボールのような実がなるギャップもまた面白かったです。カカオ脂は人の体温で溶けやすく、坐薬の基材としても使われています。


五感で学ぶ:実際に葉や花の匂いを嗅いだり、形を観察したりして、教科書だけでは分からない薬用植物のパワーを体感しました。大人になっても『体験型学習』としてとても印象的であり、大変有意義な時間となりました!
今回はあいにくの雨でしたが、アジサイが見ごろで石門のあるヒーリングガーデンにはたくさんのアジサイが咲いていました。素敵な空間ですね。


こちらのくすりの博物館、および薬用植物園はもちろん一般にも公開されており、薬の進歩と普及の歴史についての展示を見るだけでも十分価値がありますが、理科が好きな中学生や、薬剤師を志す高校生が訪れるのにも非常に価値ある博物館・薬用植物園と言えるでしょう!
こちらの博物館・薬用植物園は『無料』で訪れることができます。晴れた日に散歩がてら“くすりの知識探訪”はいかがでしょうか?

