前回、花粉症の薬と一言で言っても、色々な種類があるよ✋というお話をさせていただきました( ..)φメモメモ
今回は「薬の種類と飲み方の違い」について書こうと思いますので、少しでも気になった方はぜひお目通しください ^^) _旦~~
花粉症のお薬だけに限らず、お薬には即効性の効果を期待したお薬と持続性の効果を期待したお薬があります。
即効性のある薬は、その名の通り飲んだら体の中に素早く吸収され、短時間で効果を発現する代わりに、体の中からなくなるのも早いお薬です。
風邪薬や解熱剤、睡眠薬などはこのようなタイプの薬であることが多いですね( *´艸`)
一方、持続性のあるお薬というのは、継続して服用することで体内の有効成分を一定に保ち、効果を持続させます。
効果が表れるのにはやや時間がかかりますが、急激な血中濃度の増加をさせないことで副作用を減らし安全に使うことが出来ます。
血圧降下剤や高脂血症の薬などがこのようなタイプのお薬であることが多いです。
花粉症のお薬も最近ではこのようなタイプのお薬が主流になっています。
これは飲み薬だけではなく、目薬や点鼻薬に関しても同じです。
薬局でお薬の説明をさせていただいている時によく聞くのですが「症状がひどい時だけ飲んでるよ」とか「鼻水が出た時だけ点鼻薬さしてるよ」とおっしゃる方がいます。
これ、もちろん即効性を期待している薬ならそれでいいんです。
ただ、持続的な効果を期待して作られているお薬も、そうとは知らず自己判断でそうしている方がまれにおられます。
「長く使うと副作用が怖い」とか「毎日飲むには値段が高いから」など患者様によって理由は色々あるとは思いますが、せっかく飲んでいるお薬が飲み方によって本来の効果が得られなければ本末転倒だとおもいませんか?”(-“”-)”
ながせ薬局では、お薬の内容、効果的な使用法などしっかりと熟知した薬剤師が説明にあたりますので、お忙しい中煩わしく感じることもあるかとは思いますが、ぜひ一度ゆっくりと耳を傾けてみていただくと少しでもお役に立てるかと思います(*’ω’*)
さて次回は「実際にどんな種類の花粉症のお薬があるの?」をお話しさせていただこうと思います