食事制限の効果は誰もが知るところですが、TVやネット等で様々な情報があり、どの方法が良いのか迷う方もいらっしゃると思います。私はビタミン・ミネラル等の必要な栄養素がしっかり摂れていれば、どの方法でも継続して実践できるかどうかが一番大事だと断言できます。
つまり、継続は力なり!です。
実際に行う本人がやりやすい、納得できるやり方を選ぶのが一番よく、食事制限≒ダイエットを考える時に、これを死ぬまで納得して続けられるのか?を自問自答することが大事ということです。
私自身が実践している例を挙げます。これが正しい訳ではなく、人それぞれに合ったやり方があると思います。
一般的に朝昼はしっかり食べ、夕食を軽めにし、寝る3時間前からは食べないようにすると効果が高い、体にも良いと言われています。この方法はあまり動かない夜のカロリー摂取を控えた上に、起きている間に夕食を消化でき、寝ている間は内臓を休息させることが出来るため、非常に理に叶った方法論だと思います。
しかし、やってみると分かります。非常につらいです。夕食軽めにして3時間も経つと、お腹が空いてきます。お腹が空いた中で毎日寝ることに耐えられる人がいったいどれだけいるでしょうか?私自身これは続けられないと思いました。
そこで、仕事中なら空腹でも我慢できると思ったので、朝を味噌汁だけにして基本食べないようにしました。味噌汁にしたのはカロリー以外の栄養素はしっかり摂るためです。そして、昼は500kカロリー以内を目安に軽食にしました。その代わり夜は気にせずに食べます。そして、仕事のない休日は何も気にしません。朝も食べたければ食べます。
もちろんベストの方法論ではないと分かっていますが、効果が劣っても1日に食べる量を減らせば必ず体重は減るはず。継続することを目標にしました。最初は空腹の中で仕事をしていましたが、強制的に我慢することができました。結果、1年程度で5kgくらい落ち、以後はその体重をキープすることができました。それから10年近く経ちますが、今でも継続しています。歳をとって基礎代謝がさらに落ち、それでもちょっとずつ太ってくるので次の方法を模索中です。
経験から思うことは、意志が強い・弱いではなく、強制的にそうせざるを得ない状況に自分を追い込むかです。強制力があれば意志は関係ありません。仕事を絡めるのが一番やりやすいと思いました。人それぞれライフスタイルが違いますので、ぜひ自分にあった方法を考えてみてください。たとえ失敗したとしても次に活きるはずです。