みなさん、こんにちは!薬剤師の佐藤です。
今回は発熱についてです。私自身も周りでも38度以上、酷いと40度まで発熱した方がいました。感覚的に若年層は30%程度の確率だと思います。年代が高くなるほど頻度が下がります。1回目に何らかの副反応が出た人は2回目に発熱・腫れ・倦怠感・下痢等が出やすいようです。
私が発熱を体験した感想としては、熱はあるし、倦怠感もあるが、食欲はしっかりあり、体も比較的元気という感じでした。実際のウイルスに感染していないからだと思います。
新型コロナウイルスワクチンとは? – 株式会社ながせ (nagase-group.com/wp)
ここで取り上げましたが、今回のワクチンは画期的です。ワクチンの作用から考えても、実際にウイルスに感染したような状態になることから、免疫が反応して発熱するのは自然なことだと思います。しかし、本当のウイルスに感染したわけではないので、発熱は解熱剤で抑えても問題ないはずです。(ウイルス感染の場合、発熱を抑えると免疫力が落ちるため安易な解熱剤投与は推奨されていません。)医療機関によっては2回目の接種後の発熱を見越して、あらかじめ解熱剤の服用を勧めているところもあるようです。
これを怖いと考える方もいると思いますが、私はそうは思いません。95%もの高い有効率を裏付ける副反応だと考えています。世界的に今まででは考えられない数の人々が一斉にワクチンを打ちました。その分、データの精度も増します。現状では大成功しています。今後のワクチン開発の主流になると思います。
そして本丸の癌治療の応用に期待しています。