コロナ禍により、今までよりもデスクワークやPC・スマホを見る時間が増えたと思います。乾燥した時期は余計に目が乾いてしまい悩まされる方は多いのではないでしょうか。
近年、ドライアイの患者数は増加傾向にあり、日本では1200万人以上いるとも言われています。
ドライアイの症状は目が乾くだけでなく、目がゴロゴロする、開けにくい、疲れるといった症状もあります。
ドライアイに多い症状
・目の渇き
・目がゴロゴロする
・目が開けにくい
・目が疲れる
薬とドライアイの関係
ある種の内服薬は、涙液の分泌を減らします。抗不安薬や抗精神病薬の中には、ドライアイを生じやすくするものがあり、他にも抗ヒスタミン薬や利尿剤の一部とも関連しています。
対策は、PC・スマホを多く見られる方は、ドライアイ向けの眼鏡の使用やPC・スマホを見る時間を短くするなどし、瞬きをする回数を増やしましょう。加湿器などを設置し室内の湿度を50%くらいに保つようにしましょう。何かに集中しているときでも30分ごとに休憩をして目を休めたり、目薬で目を潤したりと早めの対策も必要です。
特に子供は症状を自覚しにくいので親が気づくことが多いです。実際に、「まばたきが多くなった」「目をこする」「目が充血している」などの変化が起こり、気づく場合が多いと言われています。早期に発見するには注意が必要です。
もし、ドライアイっぽい症状に悩んでいるなら以下の簡単症状チェックを試してみてください。「ドライアイ チェック」で検索するとすぐに出てきます。
簡単症状チェック 当てはまる症状にチェックを入れてください。
□目が疲れやすい
□目が乾いた感じがする
□目が痛い
□目が赤くなりやすい
□目がゴロゴロする
□物がかすんで見える
□光をまぶしく感じやすい
□理由もなく涙が出る
□目が重たい感じがする
□目がかゆい
□なんとなく目に不快感がある
□目やにが出る
5つ以上チェックが入った方はドライアイの可能性があります。
5つ以上の症状が強く出ているようであれば、近くの医療機関に相談するのもおすすめです。