皆様こんにちは、ポケモン部の中山です。
今月も私が結果報告を執筆させていただきます。よろしくお願いします。
シーズン11の振り返り
シーズン11は新たにレギュレーションEとなり、碧の仮面で登場するポケモンのほとんどが使用可能になりました。
先月の記事でも書いた通り、私の推しポケであるゴウカザルも今シーズンから使えるようになったため、色々と型を変えながら対戦していました。
トップ3はシーズン10からの安定メンバーであるオーガポン、カイリュー、ハバタクカミでしたが、このシーズンでの最注目ポケモンはやはりガチグマ(赫月のすがた)でしょう。
レギュレーションDから使えた通常ガチグマが強力な物理アタッカーであったのに対し、アカツキは特殊アタッカーになっています。さらに、ノーマルタイプの天敵であるゴーストタイプに強い性能だったため、原種を差し置いて使用率は4位まで上がりました。
これまでの採用率上位のポケモンも一部新たな型が開拓されたり流行の型が変化しており、スケイルショットカイリューの開拓、竈オーガポンの割合増加、井戸オーガポンの開拓、サーフゴーのこだわりアイテム所持率の増加などが目立っていたように思います。
そんな私の最終順位は3737位と、シーズン10と比べたら上げることができましたが、部長の定めるガチ勢ボーダーである3000位には惜しくも届きませんでした…
パーティー紹介
シーズン11でのパーティーは解禁されたゴウカザルを使いつつ、見た目が厳つくて好きなガチグマ(赫月のすがた)とはたきおとすの新規習得で強化されたトドロクツキ(わざわざ色違いを厳選しました)を主軸にして組みました。
アカツキは無難なチョッキ型で最初から最後まで使いました。テラスタイプは途中でグライオンに苦戦したため、フェアリーからノーマルに変更しています。HCベースで若干物理耐久を調整していたので、パオジアンやウーラオス相手でも強気に戦えたのはよかったです。
トドロクツキは初めようきAS極振りのAブースト型で使っていましたが、Aブースト+ランク上昇は過剰火力だと感じたのと、初速が早い方が強そうだと感じたため、Sブーストで耐久調整を施した型に変更しました。素早さを最速オーガポン+3(実数値181)にしたことで大体のブエナハバタクカミを初速から抜けるようになったのと、耐久が上がったことで行動保障を得られるようになったのは大きかったです。
取り巻きは色々と変更しましたが、カイリュー、連撃ウーラオス受けのHBウォッシュロトム(オボン→ゴツメ)、ハバタクカミ、アカツキ受けのHDタラプアーマーガアは月の中頃に固定化され、終盤にパワージェム採用のハバタクカミ(メガネ→スカーフ)を採用し、一応の完成となりました。
最後にゴウカザルについて語ります(長いです)。
ゴウカザルというポケモンは、攻撃、特攻、素早さが高めな高速両刀アタッカー気質なポケモンですが、各種攻撃技以外にも変化技を数多く習得するため、サポート型もこなせるとても器用なポケモンです。
ただ、初登場が17年前に発売したダイヤモンド・パールということもあり、時代の流れと共に能力値のインフレに置いて行かれるようになっていきます。かつては「ミスター役割破壊」という異名もありましたが、今では器用貧乏的扱いを受けてしまっています(私としては非常に不服です)。ただ、今のゴウカザルでもできることは多いものの、それぞれの型と同様の役割を持てる一芸に秀でたポケモンたちと比べると見劣りするのは間違いありません。
現環境では逆風が強いですが、レギュレーションEで戦っていけるゴウカザルの型を色々と考えました。昔からゴウカザルを使っている身としては、初めて一緒に戦うゴウカザルはどうしてもアタッカーにしたいという思いがあり、シーズン11ではアタッカー運用することに決めました。
次に考えたのは、物理技と特殊技のどちらを主軸にするかということです。これは昔からの問題ではあるのですが、ゴウカザルの一致タイプは使いやすい技がそれぞれ物理と特殊に偏っており、ほのおは特殊技、かくとうは物理技が多いです。また、サブウェポンのタイプもタイプごとに物理特殊の偏りが強く、物理技はでんき・じめん・いわ・ひこう・むし・どく・エスパー・ゴースト・あく、特殊技はくさと、タイプの種類においては物理技の方が圧倒的に多いです。これだけを見ると物理型にした方が攻撃範囲が広がりそうですが、物理サブウェポンはダストシュート(低命中)、ストーンエッジ(低命中)、じしん(ほのお・かくとう技と範囲が被りがち)、はたきおとす(条件付き)、アクロバット(条件付き)を除いて低威力の技が多く、扱いづらいものも多いです。対して特殊サブウェポンで使いやすい技はくさむすびしかありませんが、ほのお技との補完がよく、環境に多いくさ弱点のポケモンはウォッシュロトムを除いて体重が重いポケモンばかりなので、刺さっていると感じました。よって、シーズン11でのゴウカザルは特殊ベースの両刀アタッカーから使い始めました。
最初に使ったのはくさテラスタル、うっかりやCSベースのスカーフ型で、技はオーバーヒート、インファイト、くさむすび、とんぼがえりでした。先発の拙攻と終盤のスイーパーを想定していましたが、打ち分けできないことが不便に感じたのと、当時の環境ではサイクルが難しかったため変更しました。
次に使ったのは持ち物をタスキに変更して、とんぼがえりをがんせきふうじに変更した型でした。これによって対面性能は向上しましたが、火力不足が深刻だったり、意外と一撃で倒されることが少なかったり(タスキが発動しにくい)、相手の先制技に縛られることが多くなったので、再度変更することになりました。
その次は持ち物をいのちのたまに変更して、がんせきふうじをしんくうはに変えました。この変更で火力と先制技を兼ね備えることができましたが、やはりタスキの行動保障がなくなるのが痛かったのと、パオジアン程度なら持ち物補正なしのしんくうはでも確定1発だったため、技は変更せず持ち物をタスキに戻しました。これがかなりしっくり来たため、シーズン中盤から最終盤まで使い続けました。
最後はあまり使わなくなっていたインファイトをカウンターに変えました。また、素早さが足りない状況が増えてきていたのと、カウンターの威力を上げるため、性格はせっかちに変えました。本当はカウンターには頼りたくなかったのですが、これまでパーティー単位で竈オーガポンがきつく、ゴウカザル自身もカイリューに何もできないことなどが気になっていたので思い切って変えてみたところ、副産物として多くの物理アタッカーを返り討ちにできたりもして、予想以上に使い勝手がよかったです。
最終試合も初手ゴウカザルvs連撃ウーラオス→くさテラスくさむすびで一撃撃破
お相手竈オーガポンを出す→ツタこんぼうをカウンターして一撃撃破
ラストのブエナハバタクカミが出てくる→ムーンフォースでゴウカザル退場
こちらはアーマーガアを出す→シャドーボールでタラプ発動、アイアンヘッドで虫の息に
お相手降参 と、理想的な動きができて満足してシーズンを終えました。
終わりに
シーズン11は完璧とはいかないまでも、最後の方は理想的な動きができるようになり、勝率もある程度上がっていたので満足ができました。
何よりずっと使いたかったゴウカザルとまたランダムマッチで戦えたのが本当に嬉しかったです。
今期はサポートゴウカザルとスケイルショットガブリアスを軸にしたパーティーで頑張っています。
最強のゴウカザル使いを目指してまた精進していきます。よろしくお願いします。
長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。