皆様こんにちは、株式会社ながせで(自称)最も人生を楽しんでいる男、ふたば調剤薬局の中山です。
ここ数ヶ月、ポケモン以外にも私のオタ活(ほぼSEED)を紹介してきましたが、実はまだまだ紹介できていないことがたくさんあります。
そこで、時々私のオタ活を紹介することで皆様に私の気持ち悪さとながせの魅力(?)をお伝えするために、(勝手に)連載を始めました。
決して毎回タイトルを考えるのが大変だからではないです。
SEED FREEDOMについて思うこと(ネタバレ注意!)
さて、1/26から公開しているSEED FREEDOMも公開から10週間を迎えました。
SEEDが好きな皆様はもう見たと思います。
私は執筆段階で13回見ました!
流石にもうネタバレに配慮する必要はないと思いますので、今月はバンバン書いていきます。
といっても、普通に感想を述べるだけでは面白くないので、今回は私が気になった作画ミス・描写の揺れについて語りたいと思います。
実はこのFREEDOM、最新の映画作品の割に、作画ミスが結構多いです。
少々残念な点ではありましたが、初回は興奮して2ヶ所ぐらいしか気付けなかったので隅から隅までじっくり見る私のようなコアなオタク以外はそこまで気にならないと思います。
※劇中画像については著作権に引っかかるかもしれないのでなしです。
ジンの指
まずは作中冒頭・オルドリン自治区でのザフト現地駐留軍とブルーコスモスゲリラとの戦闘におけるワンシーンです。
市民を守ろうとするジンに対してウィンダムがビームサーベルで斬りかかる
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ジンの右腕を切断、トドメに機銃斉射
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ジンが蜂の巣になりながら左手の指も失い、倒れこむ
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倒れたジンの左手にはしっかり指が残っている
ストライクフリーダム弐式/マイティーストライクフリーダムのVPS装甲
DESTINYにおいてストライクフリーダムやインフィニットジャスティスは武装も含めて全てVPS装甲となっていましたが、FREEDOMでは、武装やビームシールド基部が通常装甲になっているシーンがあります。
作中でストフリ弐式/マイフリがVPS装甲を起動していないシーンが全部で4回ありますが、手描き作画のシーンでは一部が通常装甲になっており、3DCG作画のシーンではVPS装甲となっているのが確認できます。
それぞれの該当シーンは、
①中盤のオーブ・アカツキ島秘密ドックでの登場シーン(手描き)
②ミレニアムが宇宙に上がった後、キャバリアーに牽引されてアルテミス要塞へ向かうシーン(3DCG)
③月面でブラックナイトスコードシヴァ、カルラに追い詰められてフェイズシフトダウンしたシーン(手描き)
④オーブ海岸に着陸したラストシーン(手描き)
なお、インフィニットジャスティス弐式のシールドもDESTINYではVPS装甲製でしたが、FREEDOMでは通常装甲で作画されています。
インパルスSpecIIのVPS装甲
インパルスSpecIIがアグネスのギャンシュトロームとの戦闘中にエネルギー切れを起こし、武装を失ったソードシルエットからフォースシルエットに換装するシーンで、DESTINY時代のフォースインパルス出撃バンクを再現しすぎたせいか、このときフェイズシフトダウンしていたにも関わらず、シールドを開く場面のみ顔だけ色がついていました。
キラのSEED
月面のメサイア墜落跡地でのストフリ弐式とシヴァ、カルラとの戦闘シーンで一度発動したキラのSEEDがワンシーンのみ解除されています。
ただし、状況的に作画ミスではなく、疲弊した状態で一時的に解除されてしまっていた設定である可能性もあります。
シヴァとの戦闘中にカルラが介入、ドラグーンでストフリ弐式を攻撃
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キラSEED発動、スーパードラグーンで応戦
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ブラックナイツの上位機2機の猛攻とジグラート3機の援護射撃でキラは徐々に追い詰められる
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頭部機関砲、右腰ビームサーベル、左腰レールガン以外の武装を失ってついにフェイズシフトダウン、撃墜寸前に
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アスランのズゴックにシヴァの短針砲から庇われる(この際、SEED未発動になっている)
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プラウドディフェンダーとのドッキング時にはSEEDが発動している
ズゴックの装甲破損個所
シヴァの短針砲からストフリ弐式を庇ってズゴックの装甲が破損し、割れた隙間から隠者弐式のカメラアイが覗くシーンの次にはその穴が塞がっています。
ブラックナイトスコードシヴァのシールド
月面での隠者弐式とシヴァとの戦闘シーンにおいて、シヴァのシールドが途中で復活している作画ミスがあります。
格闘戦の途中、シヴァがシールドを投げ捨ててビームサーベル二刀流に切り替え
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アスランのアレな妄想を覗かされたシュラが逆上、隠者弐式に突撃(このシーンから投げ捨てたはずのシールドが復活している)
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アスランの思考を読んで攻撃を仕掛けるも、カガリのリモート操作によって予想外の動きをした隠者弐式のレールガンでシヴァの右腕破壊
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シヴァが体勢を立て直したシーンではまたシールドがなくなっている
ブラックナイトスコードシヴァの撃墜シーン
隠者弐式の頭部ビームサーベルでシヴァが撃墜されるシーンで、シヴァは右肩から袈裟斬りにされていましたが、シュラの最期のシーンでは左上からビームが迫っています。
ブラックナイトスコードカルラの撃墜シーン
マイフリのフツノミタマに貫かれてカルラが撃墜されるシーンでは、貫かれた直後に対艦刀のビームが消えていましたが、次のシーンではまたビームが展開されており、爆発寸前で光の翼が消失する際にもビームが残っていました。
まとめ
私が発見できた作画ミス・描写揺れは以上になります。
本当に驚くほど多いですが、まだ発見できていないものもあるかもしれません。
傾向としては、戦闘シーンにおける手描き⇔3DCG間の矛盾が多くみられました。
おそらく作画スタッフ同士の連絡が上手くいっていなかったのだと思われます。
それほどまでに制作現場は多忙を極めたのでしょう。
いずれ発売されるであろうBlu-rayでは修正されていることを祈ります。
終わりに
今回はSEED FREEDOMの粗探しという見る人によっては何様だよ!と思われそうなことをやってしまいました。
ただ、私は決して作品を批判をしたいわけではありません。
むしろSEEDが大好きすぎてじっっっっっくりと見ていた結果、色々と見つけてしまったのです。
私のような古いタイプのオタクは好きなものをとことん突き詰めたくなる生態をしています。
今の時代はマニアと言った方がいいかもしれません。
最近多いライトなオタクたちのように広く浅く色々なものに触れることはできませんが、こういう楽しみ方もいいものです。
もちろん、こういった生き方を他人に強制するつもりはありません。
楽しみ方は人それぞれ。人生楽しく!