今月二度目のこんにちは。ポケモン部の中山です。
2月、3月とゴウカザルの新たな型の模索したので、書くことがたくさんできました。
そのため、こちらも個別の記事を執筆しました。
例によって長いので、是非覚悟を決めて読み進めてください。
シーズン16の振り返り
さて、2月はゴウカザルの新しい型を模索しながらレートを大幅に溶かしてしまいましたが、3月も懲りずにあまり使われていない技を中心に色々と使ってみました。
結果としては勝ったり負けたりを繰り返して31000位ぐらいでした。
2月ほどではないですが、不甲斐ない結果に終わってしまいました…
ただ、3月は一応テーマを決めていて、ステルスロックを撒く起点作り型に、新技はやてがえしを加えて使っていました。
ライバルとの差別化点
レギュレーションFでは藍の円盤で解禁された多くのポケモンが使えるようになり、その中にはゴウカザルが最も差別化しなければならないあのポケモンがいました。
そう、バシャーモです。
エンブオー?知らない子ですね…
バシャーモはゴウカザルと同じほのお・かくとうタイプを持つ、物理寄りの両刀アタッカー気質なポケモンです。
素の能力値では、バシャーモの方がHP、攻撃、特攻が高く、ゴウカザルの方が防御、特防、素早さが高いです。
耐久力は同じぐらい(どちらも紙耐久なので五十歩百歩)火力はバシャーモ、素早さはゴウカザルに軍配が上がります。
ここまでの話であれば、何とか住み分けができそうですが、バシャーモには特性かそくがあります。
これによって2ターン目以降はバシャーモの方が素早くなることが多いので、ゴウカザルは実質素早さでも負けている状態です。
以前の記事にも書いた通り、ゴウカザルは高速両刀アタッカーなポケモンなので素早さですら勝てないのは致命的で、バシャーモとの差別化を難しくしている大きな要因です。
タイプ一致技も似通ったものを覚えるのも逆風になっています。
ではゴウカザルがバシャーモに勝てる要素はないのか?と言われると、答えはNOです。
最も大きな差別化点はゴウカザルが覚える小技の多さです。
ステルスロックやアンコール、ちょうはつなどの多彩な変化技はもちろんですが、攻撃技にもねこだましや特性てつのこぶしで強化できるマッハパンチを覚えるのは重要なポイントです。
そういうわけで、先月、先々月はステロ撒きゴウカザルを使っていました。
ステロ撒きゴウカザルの模索
ただ、ステロ撒きゴウカザルを使う上で無視できない要素があります。
連撃ウーラオスです。
ゴウカザルは連撃ウーラオスより素早いですが、スカーフ持ちが一定数いるため、弱点を突かれてタスキを貫通されてしまいます。
12月のようにスカーフを持たせたり、テラスタルをすることで対応は可能ですが、前者は柔軟な起点作りが難しくなり、後者は後続にテラスタルを残せないため、今回はパーティー単位で連撃ウーラオスが出てきにくいように意識しました。
最初に使ったのはASタスキ、はやてがえし・がむしゃら・ステルスロック・ちょうはつというクレイジーな技構成の型でした。
藍の円盤の追加技マシンで新技はやてがえしの新規習得と、がむしゃらの再習得ができるようになったため、起点作成と1匹大きく削る役割を持たせようとしました。
ただ、相手の先発がディンルーや受けポケモンのときはそれなりに刺さりましたが、ゴーストタイプに何もできないのが致命的で、流石に上手く扱えませんでした。
次に使ったのががむしゃらをフレアドライブに変更して火力を持たせた型でした。
こちらはそれなりに使用感がよかったのですが、別の型も試してみたくて、しばらく使って切り替えました。
最後に使ったのが以前のシーズンで結果を残した耐久振りででんきだまをなげつける型です。
技構成はフレアドライブ・はやてがえし・なげつける・ステルスロックにしました。
ただ、この型は先達の方々のようにアンコールを採用した方がよかったと思います。
終わりに
さて、今回はステロ撒きゴウカザルの模索を行っていきました。
すでに先達の方々が考察していることの二番煎じも多いですが、私なりに色々と考えてみました。
結論としては、ゴウカザルの役割がステロ撒きだという認知がかなり進んでいたため、妨害に遭うケースが多く、どうしても動き辛さを感じました。
奇襲という点では以前使ったスカーフすりかえ型の方が成功率は高かったように思います。
この反省を活かして、今月はまた新たなゴウカザルの可能性を模索していきたいと思います。
また、来月からのレギュレーションGに対応できる型も考えていきたいです。