皆様こんにちは。
今月から海薬局の中山です。
そろそろ年の瀬ですが、皆様2025年は楽しんで過ごせましたか?
私はと言うと…まだまだ楽しみ足りません!
いやブログで散々楽しんでいる記事書いていたじゃないか、と思ったそこのあなた。
なかなか鋭い指摘ですが、私の欲を甘く見過ぎです。
やり残したことを書いているとキリがないため、今回は前回の記事の続きとして、Z-Aの考察という名の感想文を書いてお茶を濁します。
Pokemon LEGENDs Z-A考察&感想文
さて、先月書いた通りZ-AはポケモンXYの続編となっていました。
まずは簡単なストーリーの振り返りから。
念のため、以後ネタバレ注意です。
舞台はXYから5年後、カロス地方最大の都市ミアレシティです。
フレア団事件以降人口流出が止まらないため、外資系企業クェーサー社の誘致や物価を下げることで対策を行っています。
しかし、あるときから野生のポケモンが街に増え始め、ワイルドゾーンという区画を整備して市民との住み分けを図っていますが、それによって軋轢も生まれています。
そんな中、ミアレシティを訪れた主人公はホテルZに滞在することになります。
そこで個性豊かなエムゼット団の面々やオーナーであるAZと関わっていきます。
街では野生のポケモンが本来単独では不可能なメガシンカをして暴走する事件が増えつつあり、主人公が介入するまではクェーサー社が秘密裏に対処していたものの、それも難しくなっていました。
強力な暴走メガシンカポケモンに対抗するにはメガシンカを使いこなすトレーナーが必要になり、主人公とガイorタウニーはAZの願いである「最強のメガシンカ使い」を目指します。
また、伝説のポケモン「ジガルデ」や謎の人物「F」も事件に関わってきます。
そして事件を解決する中で、最強のメガシンカ使いの真の目的を知ることになります。
ここからは私が気になった内容について考察します。
あくまで一個人の考えなので、異論は認めます。(笑)
ミアレシティ市長
ストーリーの振り返りにも書いた通り、ミアレシティは人口が減り続ける問題に直面しています。
それに伴い、様々な対策が講じられていますが、それを主導しているのは「市長」なる人物です。
市長が街の問題に取り組むのは当然のことではありますが、何故かZ-A本編では市長に対する言及はあるものの、本人は全く登場しません。
そのため、重要人物であるはずなのに名前すらわからない状態です。
DLCのM次元ラッシュで登場するのではないか、と期待されていましたが、結局そちらでも登場しませんでした。
正直情報が少なすぎるので正体も推測しかできませんが、私は既存の登場人物ではないと思っています。
理由としては、Z-Aにおいて、過去作のキャラについて語るNPCが所々にいますが、それと市長を結び付ける発言がなかったためです。
しかし、市役所のオブジェクト(中には入れない)を作ったりもしているので、このまま何もないのはもったいない気がします。
果たして今後市長は登場できるのでしょうか…?
フレア団とフラダリ(予備知識)
ポケモンXYにおけるフレア団は、参加費として500万円払った構成員たちが、「自分達だけがハッピーになる」という目的で活動していた悪の組織でした。
ただ、これは末端の幹部やしたっぱの発言であり、ボスであるフラダリには別の目的がありました。
それは「最終兵器を用いて命の数を減らす」ということでした。
これは自分達だけがハッピーになる、と繋がる部分もありますが、手段について知らされていなかった構成員たちは大いに驚くこととなりました。
では何故フラダリはこのような暴挙に出たのでしょうか?
元々彼は「美しい世界」を目指して、自身の運営するフラダリラボの収益を元手に恵まれない人への慈善活動を行っていました。
しかし、初めは感謝してくれた人々も、「与えられること」が当たり前になると、次第に様々な要求をしてくるようになりました。
人間の醜さに絶望し、限界を迎えたフラダリは「奪う側」に回る決意をし、フレア団を結成しました。
ここで彼の「美しい世界」は人々が助け合う世界ではなく、限りある資源を奪い合う必要のない世界に変わりました。
その後フレア団は各地で暗躍し、伝説のポケモン(ゼルネアス・イベルタル)のエネルギーを用いて最終兵器を起動させます。
しかし、XYの主人公に伝説のポケモンを解放され、フラダリ自身も敗北したことで、エネルギー充填が不十分な状態での発射を強行し、最終兵器の自爆に巻き込まれて行方不明になりました。
フレア団ヌーヴォ
さて、Z-Aにはフレア団の後継組織、フレア団ヌーヴォが登場します。
こちらは旧フレア団構成員の子供たちが中心になって結成された、新世代のフレア団です。
彼らは以前から幹部候補生として訓練をしており、高い実力を誇りますが、5年前の事件には参戦できずにフレア団は壊滅してしまいました。
その後、彼らはフレア団関係者ということで世間から強いバッシングを受けることとなり、苦しい青春時代を送ったそうです。
ボスであるグリの言葉を借りるなら、「灰色の青春」でしょうか。
そんな中でも彼らはフレア団(というよりはフラダリ)の当初の目標である「美しい世界」を実現するため、手を取り合ってフレア団ヌーヴォを結成しました。
状況を考えれば、心が荒んでしまってもおかしくないと思います。
それでも彼らが素晴らしい理想を掲げられ続けられたのはひとえに彼らの心が高潔だったからでしょう。
ただ、心に暗い影を全く落としていないかと言われればそうではなく、ミアレの危機を救って汚名返上をしたい、という少々歪んだ使命感が生まれたりもしていました。
ここまでの内容で、皆様は先程のフレア団予備知識との違和感にお気付きでしょうか?
そう、旧フレア団は「自分達だけがハッピーになる」ことを目標にしていたのに対し、フレア団ヌーヴォはフラダリの当初の理想である「人々が手を取り合う美しい世界」を目指しています。
このギャップは、彼らが500万円支払ってフレア団に入団した構成員ではなく、フラダリラボで慈善事業を行っていた頃からの構成員の子供たちだから発生しているのではないでしょうか。
そうであれば、彼らが基本善人だったことも頷けます。
グリも「フラダリ様は愚行を犯した」と発言していることから、方針を変えた後のフレア団には思うところがあったのでしょう。
最終兵器について(予備知識)
最終兵器は、3000年前にカロス地方の王であったAZが、長く続く戦争(おそらく相手はガラル地方)の最中、パートナーであるフラエッテを失ってしまった悲しみから、フラエッテを生き返らせるために作った「命を与えるキカイ」を改造して作られました。
キカイの基本原理は、ポケモンの生命エネルギーを吸収して他のポケモンに与えるというもので、あらゆるものを犠牲にしてでもフラエッテを生き返らせたかったAZの悲しみが感じられます。
しかし、フラエッテを生き返らせた後のAZは世界への怒りに囚われ、キカイの原理はそのままに、吸収したエネルギーを純粋な破壊力に変換する最終兵器へと作り変えました。
そしてAZは最終兵器を使用し、カロス地方全土を焼き払って戦争を終わらせたとされています。
しかし、フラエッテはポケモンを愛する心を失ってしまったAZの前から去ってしまいました。
その後AZは3000年間贖罪の旅を続けることになります。
アンジュについて
アンジュは、旅を続けるAZが2000年前にカロス地方に戻ってきた際、時の権力者に頼まれて作った装置です。
ミアレを守るために作られたとされていますが、その実態は永遠の命を与えられたフラエッテの生命エネルギーを他者に分け与える装置でした。
また、アンジュ自体にメガエネルギーを生成する機能も備わっており、フレア団事件で最終兵器が起動したことで、自己防衛のためそのエネルギーを放出し始めたのがZ-Aにおける事件の真相です。
このことから、AZはアンジュ建造時にはすでにメガシンカについての知識があったと思われ、作中でホウエン地方を訪れていた発言や、ルネシティのめざめのほこら前の大木の根本にえいえんのはなに似た花が咲いていることもあり、流星の民やメガレックウザとも遭遇していた可能性が高いです。
フラエッテがメガシンカできることを再会前から分かっていたことも、ホウエン地方でメガシンカについての理解を深めていたことの根拠にもなると思います。
メガエネルギーを放出し続けて暴走したアンジュは最終的に主人公とメガジガルデによって鎮められましたが、その後も多くの影響を残しており、M次元ラッシュの事件にも繋がります。
ただ、結局何故アンジュが自力でメガエネルギーを生成できたのかは特に説明がありませんでした。
最終兵器はポケモンの生命エネルギーを利用していましたが、アンジュにはそのような描写はないため、AZなりに何も犠牲にしない方法を考えたのだと思います。
メガシンカとは?
XYとZ-Aの目玉要素であるメガシンカですが、未だ謎が多いです。
「限界を超えた進化」であることから、最終進化系のポケモンしかメガシンカできない(フラエッテを除く)とされています。
世界で最初にメガシンカしたのはレックウザである、とORASで語られており、またレックウザは唯一メガストーンを必要としないポケモンです。
レックウザ隕石を主食(ORASで追加された設定)とし、体内にあるミカド器官に隕石のエネルギーを溜めてメガシンカするそうですが、それでは他のポケモンがメガシンカする理由が説明できません。
これまで私はその理由は最終兵器にあると考えていました。
最終兵器が放つ光は破壊力の他に、生物を変質させる効果があると思われます。
これは最終兵器がかつて命を与えるキカイであった頃の名残りではないでしょうか?
実際AZは最終兵器の光を間近で浴びて3000年間生きることとなり、Fもこれから永い時を生きていくことが示唆されています。
また、3000年前に最終兵器が発射された後、その光は一度宇宙に上り、その後地上に降り注ぎました。
このときに最終兵器の影響を受けた隕石を食べたことでレックウザはメガシンカできるようになったのではないかと考えています。
他のポケモンについては、最終兵器のエネルギー源にされたポケモンの生命エネルギーが変質してメガストーンになったと思っていましたが、Z-Aにおける暴走メガシンカを鎮めた後にメガストーンが生み出されるのを見て、新たな仮説が浮かびました。
暴走メガシンカは、アンジュのメガエネルギーを浴びることでメガストーンなしでポケモンがメガシンカする現象です。
本来トレーナーの持つキーストーンと、ポケモンに持たせるメガストーンがなければメガシンカはできない、とされていましたが、実は逆だったのではないでしょうか?
というのも、地上に打ち込まれた最終兵器のエネルギーによって各地のポケモンがメガシンカし、その後鎮められたか力尽きたかで、メガストーンが生まれた可能性がありそうだと思いました。
カロス地方で最初にメガシンカしたポケモンはルカリオで、その伝承が今でもシャラシティのマスタータワーで語られていること、当代のメガシンカ継承者コルニがルカリオをパートナーとしつつも今では多くのメガシンカを使いこなしていることから、初代継承者がルカリオと共に各地の暴走メガシンカを鎮めていた可能性もありそうです。
となると何故ルカリオは暴走メガシンカしなかったのか?という話になりますが、ルカリオは「はどうポケモン」であり、波導、つまりエネルギーの制御が得意なポケモンであること、また、リオルからの進化条件はなかよし度(以前はなつき度)が高いことであり、進化した段階でトレーナーと強い絆を形成していると思われます。
これにより、初代継承者のルカリオは暴走メガシンカしかけたものの、初めてメガシンカを制御することに成功したポケモンなのではないでしょうか?
XYの頃からメガシンカにはポケモンとトレーナーの強い絆が必要、と語られていたことも私の中での根拠のひとつです。
ただ、キーストーンについては正直ほとんどわかっていません。
作中で言及されているのは、本当に貴重なものなのでおいそれと人には渡せない、ということぐらいです。
クェーサー社はAZからメガリング(キーストーンを埋め込んだリング)の作り方を聞いているようですが、キーストーン自体を人工的に作れるようになったのかはわかりません。
ただし、メガストーンに関してはM次元ラッシュでマギアナナイトを作成していたことから、人工的に作ることはできるようです。
ここで考察に戻りますが、ゲームにおいて、メガシンカをするときはキーストーン側からポケモンにエネルギーが流れているように見えます。
つまり、メガエネルギー自体はキーストーンに宿っており、メガストーンはそれぞれのポケモンに適した波導に変換するためのものであると考えられませんか?
キーストーンはメガリング以外にも、原則何かしらの装飾品に埋め込まれているため、これによって放出されるメガエネルギーを制御できるようにしているのではないでしょうか。
また、メガシンカしたポケモンはある程度苦痛を感じるという設定もあるため、ポケモン側もメガストーンを介してメガエネルギーを受け取るかどうかは選択できると考えれば、メガシンカには絆が必要、という説明も辻褄が合う気がします。
ここまで考えたことを踏まえると、キーストーンは最終兵器が残したエネルギーの塊なのかもしれません。
そのため、新しく作ることができず、数に限りがあるため貴重、と言われれば納得感があると思いました。
終わりに
軽く考察をするつもりでしたが、とんでもなく長くなってしまいました。
この記事で皆様にポケモンは対戦だけでなく、なかなか奥深い設定もあると伝わると嬉しいです。