皆様、いつもどんなお茶を飲んでいますか。
普段、何気なく飲んでいるお茶について、「体に良いかどうか」を改めて考える機会は、意外と少ないかもしれません。日本人は昔から、食後や休憩時間にお茶を飲む習慣がありますが、それはお茶が体にやさしいと、経験的に感じてきたからかもしれません。今回は、日本独特のお茶である「抹茶」を健康の視点から見ていきましょう。


抹茶は、茶葉を粉末にしてそのまま飲むお茶です。煎茶のように成分を抽出するお茶とは異なり、茶葉を丸ごと摂取できる点が大きな特徴です。そのため、カテキンやビタミン類など、茶葉に含まれる栄養素を効率よく取り入れられると考えられています。また、抹茶用の茶葉は、収穫前に日光を遮る栽培方法が取られており、渋みが少なく、飲みやすい味わいになっています。
抹茶に含まれるビタミン類やカテキンには抗酸化作用があり、体内の酸化ストレスを抑える働きが期待されています。これにより、体の機能低下を緩やかにし、健康維持に役立つ可能性があります。さらに、茶葉を丸ごと摂ることで、普段の食事では不足しがちな栄養を補う手助けにもなります。身近なお茶でありながら、抹茶には日本人の生活に合った理由が詰まっているのです。